ボールが来る前に“見逃し”三振…「とんでもない恥」 早すぎる決めつけにファン激怒
Wソックスのヒメネスはタイムが認められていなかったが“後ずさり”
■カージナルス 4ー3 Wソックス(日本時間10日・シカゴ)
ホワイトソックスのイーロイ・ヒメネスの“後ずさり三振”に批判の声が集まっている。タイムが認められていなかったが打席を外したお粗末な見逃し三振に、「打者は立ち去った」「競争心はあるのか?」「(このチームは)とんでもない恥を犯した」とファンは怒り心頭だ。
9日(日本時間10日)のカージナルス戦だった。「4番・指名打者」のヒメネスは0-0の2回無死の第1打席、カウント0-2から左腕マッツが3球目を投じる前にタイムを要求した。球審はこれを認めなかったが、ヒメネスは勝手に後ずさりで打席を外し、マッツが投じたカーブはど真ん中に決まった。ストライクのコールにヒメネスは怒りを表している。
この日を終えて38勝54敗と大きく負け越すチームを象徴するかのようなシーン。米メディア「トーキン・ベースボール」が映像を公開すると「立ち去っているだけ」「全てにおいて準備ができていなかった」「ホワイトソックスはめちゃくちゃだ」「選手たちはシーズンが早く終わることを願っているのだろう」「イーロイ(ヒメネス)のせいだ」などと厳しい意見が上がった。