HRダービー途中で打席変更の珍事 左22発、右5発に千賀も大興奮…ラッチマンが魅了
ホワイトソックスのロバートJr.が28発を放ち、惜しくも1回戦で敗れた
オールスター戦の前日恒例イベントとなっているホームランダービーが10日(日本時間11日)、シアトルのT-モバイル・パークで行われた。オリオールズのアドリー・ラッチマン捕手は、途中で左打席から右打席に変更して27発を量産。会場を大いに沸かせたが、惜しくも1回戦で敗れた。
25歳のスター捕手が、打撃投手を務めた父親とともに夢の舞台に立った。スイッチヒッターながら、1回戦では左打席に入って22発を放ち、制限時間を終えた。するとボーナスタイムではなんと右打席に変更し、7スイングで5発とさらに加速。メッツの千賀滉大投手も驚きの表情を見せるなど、大盛り上がりだった。
しかし、後攻でホワイトソックスのルイス・ロバートJr.外野手が28発を放ち、第1シードの意地を見せた。ラッチマンは姿を消したが、会場は両者への大歓声に包まれていた。