大谷翔平出場も…球宴視聴率は過去最低 米メディア悲嘆「特効薬はない」

オールスター戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
オールスター戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

視聴者数は2年連続で過去最低を記録

 シアトルのT-モバイルパークで11日(日本時間12日)に行われたオールスター戦の視聴者数が、2年連続で過去最低を記録したと、複数の米メディアが報じた。全米視聴率も過去最低の3.9%で、昨年の4.21%から減少した。

 今年の球宴は、大谷翔平投手(エンゼルス)やロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)が出場。試合は8回にエリアス・ディアス(ロッキーズ)の逆転2ランで、9連敗中だったナ・リーグが勝利した。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によると、FOXで放送された試合の視聴者数は約700万6000人で、昨年の約750万7000人を下回った。ESPNとESPN2を合わせたホームランダービーの視聴者数も5年間では最低の611万人で、昨年の688万人から11%減少した。NFL、NBAのオールスターよりは視聴者数は多いものの「厳しい数字だ」と伝えている。

 同サイトは「事態は悪い方向に向かっている。このことに対して、特効薬はない。MLBはオールスターゲームをより面白くするために、さまざまな方法を試みてきた。しかし、この状況だ」と指摘した。

(Full-Count編集部)

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