エンゼルスは「だらしなかった」…拙守連発に番記者は嘆き　大谷翔平も「苦しんだ」

守備のミスを認めたレンヒーフォとムスタカスは試合後に反省しきりだった

■アストロズ 7ー5 エンゼルス（日本時間15日・アナハイム）

　エンゼルスに守備のミスが連発し、地元メディアの記者からも厳しい声が出ている。大谷翔平投手は14日（日本時間15日）、本拠地で行われたアストロズ戦に先発したが、6回途中5失点で5敗目（7勝）。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は、「エンゼルスの守備陣はだらしなかった」とこの試合を評した。

　5回1死二塁の場面で、アブレイユの弾んだゴロを三塁のレンヒーフォが後逸。転々としたボールを全力で追わず、その間にタッカーが4点目のホームを踏み、アブレイユも二塁へ進塁した。6回無死一、二塁では、マルドナードのバントを一塁のムスタカスが捕球。二塁か三塁に投げる時間はあったが、一塁ベースを踏むだけにとどまった。

　同紙のエンゼルス番、ジェフ・フレッチャー記者は「エンゼルスは、プレーオフ争いに復帰できるという自信を抱かせるほどのパフォーマンスを後半戦初戦に披露することができなかった。チームは6連敗をし、ショウヘイ・オオタニは苦しみ、エンゼルスの守備陣はだらしなかった」と、厳しい意見を述べた。

　レンヒーフォは試合後、「私はよりよい努力ができると思う。このことから学んだ」と反省しきりだったようだ。ムスタカスも「正しいプレーをしなかった。二塁か三塁に投げなかった」と、判断ミスだったことを同紙に明かしている。正念場でミスが相次いだエンゼルス、ファンも立て直しを祈っている。

（Full-Count編集部）