大谷翔平を「残留させてあげたい」 米有識者が求める“敬意”「見返りに有望株は酷い」
人気トークショーホスト「WS第7戦で先発して2発打つのを見たいが…」
エンゼルスの大谷翔平投手の去就問題は、8月1日(日本時間2日)のトレード期限を前に過熱するばかりだ。米スポーツ局「ESPN」の番組「Pardon The Interruption」の人気トークショーホストのトニー・コーンハイザー氏と、歴史ある日刊紙「ワシントン・ポスト」の元スポーツ記者で、「ESPN」解説者のマイケル・ウィルボン氏は“敬意”を示すべきだと力説した。
ウィルボン氏は「ドジャースを追いかけている同地区の宿敵ジャイアンツに行ったら面白いだろう」と提案するも「だが、やはり南カリフォルニアに残留させてあげたい。カリフォルニア州にいさせてあげたい」と話す。
するとコーンハイザー氏は「ファンとしては、彼がワールドシリーズ第7戦で先発して、1番か2番打者で本塁打を2本打つのを見たいが、大人としてはエンゼルスには今季いっぱい彼を残してほしい。それが彼に対する敬意だ」と複雑な心境も明かす。
「彼の見返りに有望株を獲得する構図は酷いものだ。そうならないことを願う」「彼はトレードされないと思う。だが彼を(来季以降も)残せるかは分からない。ドジャースは彼にものすごい額を提示するだろう。彼のために貯金をしているのだから」と展望を語った。
(Full-Count編集部)