吉田正尚、7戦ぶり豪快12号2ラン 猛打賞は10度目…止まらぬ快音に本拠地は熱狂
「4番・左翼」でスタメン出場し8回に豪快な2ランを放つ
■Rソックス ー ブレーブス(日本時間26日・ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手が25日(日本時間26日)、本拠地・ブレーブス戦に「4番・左翼」でスタメン出場し、7試合ぶりとなる豪快な12号を放った。23日(同24日)のメッツ戦では5打数無安打に終わるも、この日は本拠地で快音を響かせた。
吉田のバットが止まらない。試合前時点での打率.315はア・リーグ2位。好調を維持するヒットマンが、この日も大きな一撃を放ってみせた。吉田はこの試合、3回に遊撃内野安打、6回に左前打を放つと、8回2死一塁の場面でデースベル・ヘルナンデス投手の142キロのスライダーを振り抜き、豪快に右翼席へ叩き込んだ。吉田の本塁打は16日(同17日)に敵地のカブス戦で放った満塁本塁打以来、7試合ぶり。鮮やかなアーチで、本拠地に集ったファンを魅了した。
21日(同22日)のメッツ戦は降雨のためサスペンデッドとなり、22日(同23日)は4回途中から1試合目が再開。22日(同23日)は2試合目も集中力を切らさず、今季9度目となる3安打“猛打賞”を記録。そして、この試合もこの2ランによって10度目の猛打賞。これで打率は.320となり、レイズのヤンディ・ディアス内野手を抜いてア・リーグ首位打者に浮上した。