阪神、横田慎太郎さん追悼試合を白星で飾る 同期の岩崎&梅野バッテリーで締めた
この日は18日に亡くなった球団OB・横田慎太郎さんの追悼試合
■阪神 4ー2 巨人(25日・甲子園)
阪神は25日、甲子園で行われた巨人戦を4-2で勝利した。1点を追う6回に4番・大山悠輔内野手が11号逆転2ランを放ち試合を決めた。この日は18日に亡くなった球団OB・横田慎太郎さんの追悼試合として行われ、猛虎ナインが弔いの白星を届けた。
阪神は初回に先頭の近本が中前打を放つなど2死一、二塁の好機を作ると、佐藤輝が右翼線へ適時二塁打を放ち先制に成功。だが、先発の西純が4回に岡本に左翼ポール際にソロを浴び同点。さらに5回は1死一塁から秋広に左中間へ適時二塁打を浴び勝ち越しを許した。
先発・菅野を打ちあぐねていた猛虎打線が反撃に出たのは6回。1死から森下が右前打を放つと、続く大山が136キロのフォークを完璧に捉え左翼席へ11号2ランを放ち逆転に成功した。さらに7回にも2死一、三塁から大山が左前適時打を放ち貴重な追加点をあげた。
この日は試合前に18日に脳腫瘍のため亡くなった横田さんの追悼セレモニーが行われた。オーロラビジョンでは引退試合で披露した“奇跡のバックホーム”の映像が流れ、球場からは拍手が巻き起こっていた。