ボールボーイの仕事“強奪”「上手すぎて衝撃」 棒立ちの50歳は「ふつー素手で補らない」
元名手が見せた衰えぬ“突っ立ち美技”が「さすがとしか言いようがありません」
■西武 3ー0 ロッテ(25日・ベルーナドーム)
ファウルゾーンで何事もなかったように起きた“美技”に、驚きの声が上がっている。25日にベルーナドームで行われた西武-ロッテ戦。一塁線を切れて転がった打球に対し、ロッテの一塁コーチを務めていた小坂誠・内野守備兼走塁コーチが棒立ちのまま華麗に素手でキャッチ。元名手のプレーに、ファンは「さすがとしか言いようがありません」と注目した。
6回先頭で、ロッテ・安田の鋭いゴロが一塁ファウルゾーンに飛んだ直後だった。打球がフェンスに当たって跳ね返ると見込んだ後方のボールボーイはすかさず動き出したが、その前にキャッチしたのが小坂コーチ。一歩も動かず、うまく打球の勢いを殺しながら左手で捕球。見逃さなかったファンからは拍手が起きていた。
現役時代に遊撃手として4度のゴールデン・グラブ賞に輝いた技は、50歳になっても衰えず。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeがひっそり取り上げると、ファンは「小坂の捌きは現役さながらですな」「現地で見てたけど感動したな」「ふつーに素手で捕ってるけど、ふつー素手で補らないよなあ?」「小坂さんの守備動画見た時は上手すぎて衝撃を受けた」と見入っていた。