7回無失点でも報われず“零封負け”は16回 中日、借金20にファン嘆き「打線の援護が…」

中日・立浪和義監督(中央)【写真:矢口亨】
中日・立浪和義監督(中央)【写真:矢口亨】

先発が好投も…打線が援護できず

■巨人 4ー0 中日(30日・東京ドーム)

 中日は30日、東京ドームで行われた巨人戦に0-4で敗れ、今季16度目となる完封負けを喫した。先発した柳裕也投手が7回無失点の好投も、援護することができずに借金は20に膨らんだ。ネット上のファンも「打線の援護がないのがきつい」「柳かわいそう」などと嘆いている。

 柳は3回まで2本の併殺打を奪うなど、テンポよくアウトを積み重ねた。4回以降は四球も絡んでピンチを招いたものの得点は許さず、7回114球を投げて4安打無失点とゲームを作った。4月27日、広島戦以来の無失点投球だったが、報われることはなかった。

 ここ数年貧打に苦しんでいるだけに、投手への援護は当然少なくなる。セイバーメトリクスの観点から野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータを参照すると、援護率を示す「RS/9」(29日時点)では高橋宏斗投手がセ・リーグワーストの2.67、小笠原慎之介投手が同3位の3.17、柳は同4位の3.20と、中日勢が固まっている状態だ。

 チームは球宴を終えてからも8試合で1勝7敗と、なかなか状態が上がってこない。ツイッター上では「なんせ援護がないもんだから防御率2点~3点前半台でも負ける」「柳試合つくったじゃん」「中日は打線がまた柳投手を援護できなかったな」などと、落胆の声で溢れていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY