ヌートバー、初2打席連発で2桁10号到達 先頭打者弾→鈴木誠也の頭上越す特大137m弾

2打席連発を放ったカージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:ロイター】
2打席連発を放ったカージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:ロイター】

初回無死、高めのシンカーを逆方向に運ぶ先制9号ソロを放っていた

■カブス 3ー2 カージナルス(日本時間29日・セントルイス)

 カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が28日(日本時間29日)、本拠地で行われたカブス戦に「1番・中堅」で先発出場し、2打席連続本塁打を放った。初回の第1打席に2試合連発となる9号先頭打者弾を放つと、3回無死の第2打席でもアーチを描いた。これで2年連続の2桁本塁打に到達した。4打数2安打2打点で打率.271に上昇。チームは2-3で逆転負けを喫した。

 まずは初回。右腕ウェスネスキの3球目、高めに浮いたシンカーを逆方向に運ぶ2試合連続の9号。さらに3回無死で迎えた第2打席。代わったばかりの左腕スマイリーの高めのシンカーを今度は思い切り引っ張ると、右翼を守る鈴木誠也の頭上を越して右翼席中段に達した。打球速度107.6マイル(約173.2キロ)、打球角度27度、飛距離449フィート(約136.9メートル)だった。第3、4打席はいずれも二ゴロに倒れた。

 26日(同27日)のダイヤモンドバックス戦で、6回の第3打席に中越えソロ。27日(同28日)のカブス戦は先発を外れてそのまま欠場していてが、この日先発復帰すると、仲のいい鈴木誠也外野手の目の前で存在感。2戦3発で7月6本目と量産体制に入った。

【実際の映像】鈴木誠也も諦め見送った… ヌートバーの2打席連発となる完璧な10号ソロ

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