大谷翔平と勝負で39号被弾 敵軍内野手の“怒り”に米注目「ダグアウトで怒鳴っていた」
チャップマンは怒り…その後2回の第1打席で同点の14号ソロを放った
■ブルージェイズ 4ー1 エンゼルス(日本時間29日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地で行われたブルージェイズ戦の初回の第1打席に先制の39号ソロを放った。前日から“3打席連発”と打撃好調だけに、二刀流と真っ向勝負したことにブルージェイズのマット・チャップマン内野手が怒りをにじませたようだ。
ブルージェイズラジオ局「SN590」の実況ベン・シュルマン氏は「あの初回の後、チャップマンはどうやらコーチ陣全体に怒っていたようです。大谷と勝負したということについてです。初回ショウヘイが本塁打を打った後、チャップマンはダグアウトで選手以外の人たちに怒鳴っていました」と伝えた。
「アップルTV+」の実況ウェイン・ランダッゾ氏も「マット・チャップマンはブルージェイズがショウへイ・オオタニに打てる球を投げたこと自体に当惑しているようです」と説明。チャップマンはジョン・シュナイダー監督に何かを語りかけているようだ。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」が「なんで我々は彼と勝負したんですか? あのチームで唯一(本塁打を)打てる選手と」として映像を公開。ファンは「チャップマンの、この姿勢がいいね」「エ軍ファンとしてはこれめちゃくちゃ面白い」などと反応した。
そんなチャップマンは、2回2死で迎えた第1打席に自ら同点ソロ。背中で示し、チームを勝利に導いた。