楽天が壮絶シーソーゲーム制す ロッテに粘り勝ち…小深田が同点打&小郷が勝ち越し打

楽天・小郷裕哉【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天・小郷裕哉【画像:パーソル パ・リーグTV】

8回に小深田、小郷の連続適時打で試合を決める

■楽天 7ー6 ロッテ(5日・楽天モバイルパーク)

 楽天は5日、楽天モバイルパーク宮城でロッテ戦に7-6で勝利した。両軍1歩も譲らぬシーソーゲームに競り勝ち、カード成績を1勝1敗とした。

 楽天は初回、失策で1点を先制。先発の辛島航投手が2回に荻野の適時打などで2点を失うも、打線は4回にマイケル・フランコ内野手の9号ソロで同点に追い付き、村林一輝内野手の適時打で再びリードを奪う。

 しかし6回、辛島がポランコの15号ソロで同点に追い付かれ、5回0/3で5安打2奪三振、3四死球3失点で降板。代わった伊藤茉央投手は荻野の適時打で勝ち越しを許した。

 直後の6回の攻撃で、代打・西川遥輝外野手の犠飛で試合は振り出しに。7回に鈴木大地内野手の適時打で再び勝ち越したが、8回に酒居知史投手が藤岡に2点適時打を浴びて逆転を許す。

 それでも8回、小深田大翔内野手、小郷裕哉外野手の連続適時打で今試合3度目の勝ち越しに成功した。9回は松井裕樹投手が2死一、二塁のピンチをしのぎ、試合を締めた。

 敗れたロッテは、先発の森遼大朗投手が5回3安打、3四死球4奪三振3失点(自責2)の内容。打線が再三リードを奪うも、リリーフした3投手はいずれも失点した。藤岡、荻野が2安打2打点、ポランコが2試合連続本塁打をマークしている。

(「パ・リーグ インサイト」武澤潤)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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