エ軍指揮官、12失点大敗に「失望している」 試合中に喝…初回から欠いた“集中力”
ネビン監督がナインに奮起を促す場面も
■レンジャーズ 12ー0 エンゼルス(日本時間15日・アーリントン)
エンゼルスは14日(日本時間15日)、敵地で行われたレンジャーズ戦に0-12で敗れた。相手先発・シャーザーに7回1安打11奪三振と抑えられ、守りでは12失点。フィル・ネビン監督は「失望している。でもこのチームは明日立ち直ってくれると確信している」と淡々と振り返った。
チームは2回まで相手先発・シャーザーに対して無得点。2回の守備では先発サンドバルが先頭打者への四球から1死二、三塁のピンチを招き、セミエンの適時打と中堅モニアックの失策で2点を奪われた。
3回の攻撃前には、ネビン監督がベンチ内を歩きながらナインに向かって激しい口調でゲキを飛ばす場面も見られた。しかし、3回の攻撃では3者凡退に終わり、守備では3点を奪われた。シャーザーには3回以降、7回まで3者凡退を続けられ、その裏に2番手・キャニングがセミエンに左翼ポール際への3ラン、その後マウンドに上がった3番手・ループもガルシアに2ランを浴びた。
ネビン監督はチームのパフォーマンスについて「集中力の問題だ。試合開始直後のプレーからだ。私にはそう感じた。身体的な原因で起こすエラーと、メンタルが原因で起こすエラーでは違う。次のプレーに影響してしまった。いつも言っている通り、(ミスした)あとが大事だ。失望している。でもこのチームは明日立ち直ってくれると確信している」と語った。