MLBはNPBより「負担が大きいと言うつもりない」 中4日…名将が指摘した“日米の違い”

メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

ショーウォルター監督「色々と調査している。未知な部分もある」

 メッツのバック・ショーウォルター監督は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたパイレーツ戦を前に取材に応じた。13日(同14日)のブレーブス戦で今季9勝目を挙げた千賀滉大投手の起用法について明かし、日米の投球間隔の違いなどについても言及した。

 千賀はここまで22試合に先発し、122回2/3を投げている。ソフトバンク時代では、2019年に26試合に登板し、180回1/3を投げたのが最多となっている。指揮官は、それらの情報はメモを取って管理していると説明。「先の事を常に考えながら色々と調査している。未知な部分もある」と、具体的な方針は濁した。

「日本ではより多く休みを取って投球したり、試合に出場している。ここでは休みが少なく、イニングと投球数が少ない。今シーズンは、中4日で3回登板している。だから、次の登板はたぶん1日エキストラの休息日があるかもしれないが、今夜の結果次第だと思う」

 監督通算1700勝を記録した名将は、日米の違いをよく理解する。「状況も様々で、プレーオフありの長いシーズンもあれば、他の理由で短いシーズンもあった。MLBのイニングが、NPBよりも負担が大きいと言うつもりはない。なぜならば、投手は同じ強度で投げているから」と言及。医師とも連携し、見守っていくという。

(Full-Count編集部)

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