左腕カーショーの「ゾッとする」カーブは…「球界史の最も素敵な球の一つ」
カブス戦は白星ならずも…「THE カーショー・カーブ」を披露
ドジャースのクレイトン・カーショー投手は28日(日本時間29日)、本拠地でのカブス戦で5回4安打1失点6奪三振と好投したものの、救援陣が打ち込まれて故障からの復帰後初勝利はならなかった。球速は93マイル(約149キロ)どまりだったものの、強烈な“宝刀”カーブを披露。MLB公式ツイッターが動画を紹介すると、ファンからは「ゾッとする」と称賛の声が上がっている。
カーショーが“代名詞”を披露したのは初回だ。1死走者なしでバエスをカウント1-2と追い込み、5球目は縦に大きく割れる74マイル(約119キロ)のカーブ。低めに決まると、バエスのバットは空を切った。
今季は負傷に苦しむメジャー最強左腕だが、このカーブはやはり超一級品。MLB公式ツイッターが「THE カーショー・カーブ」と動画を紹介すると、フォロワーからは称賛の声があがった。
「自分はヤンキースファンだけど、彼は既にワールドシリーズ制覇に値する選手だということを認めざるを得ない。彼はドジャースに多大な貢献をしてきた。そして彼らは彼の為に結果を出す必要がある」
「球界史における最も素敵な球の一つ」
「クレイトン・カーブ・ショー」
「一流の12-6変化球」
「わぁぁ、もの凄い!!」
「間違いなくゾッとする」
「その球を見るのが大好き。彼が健康で居続けることを願っている」
「えげつない」
「お見事!」
時計の針に例えて、縦に大きく変化するボールを表現する際に使う「12-6」という言葉を用いて絶賛する声も。また、ドジャースでいまだに世界一にたどり着けていないことを同情するファンもいた。
ダイヤモンドバックスを追うドジャースはこの試合、カーショーが2点のリードをもったままマウンドを降りたものの、ブルペンが崩壊して5-11で敗戦。首位とのゲーム差は「3.5」に開いてしまった。