西武が逆転勝ちでカード勝ち越し 隅田が7回2失点で7勝目…田中将は日米通算197勝ならず
西武は4回と5回に2点ずつを奪って逆転
■西武 4ー2 楽天(17日・ベルーナドーム)
西武は17日、ベルーナドームで行われた楽天戦に、4-2で勝利した。初回に2点を先制されるも、4回と5回に2点ずつを奪って逆転。先発・隅田知一郎投手が7回2失点で7勝目を挙げた。
隅田は初回に2点を失うも、2回以降は粘りの投球を見せる。援護をもらった中盤も落ち着いて抑え、7回には無死二塁のピンチを無失点。逆転した後はリードを渡さず、7回116球、7安打1四球7奪三振2失点で降板した。
打線は4回、2四球と暴投で1死二、三塁とすると、デビッド・マキノン内野手の犠飛、渡部健人内野手の適時二塁打で同点に追いついた。5回には、長谷川信哉内野手の二塁打と犠打で1死三塁の好機を演出し、源田壮亮内野手の犠飛で勝ち越しに成功。さらに中村剛也内野手の適時二塁打で4-2とした。
救援陣は8回を平井克典投手がつなぎ、9回は青山美夏人投手がピンチを招きながらも無失点に抑えてセーブを挙げた。敗れた楽天は、田中将大投手が5回2/3を91球、7安打2四球3奪三振4失点で日米通算197勝目はならなかった。打線は8安打を放ったが、チャンスであと1本が出なかった。
(「パ・リーグ インサイト」谷島弘紀)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)