吉田正尚、憧れの地で放った13号に感慨 ヤ軍粉砕した19試合ぶり一発を生んだ集中力
ヤンキース相手に8得点快勝に貢献「集中を切らさず打てた」
■Rソックス 8ー3 ヤンキース(日本時間19日・ニューヨーク)
レッドソックスの吉田正尚外野手は18日(日本時間19日)、敵地で行われたヤンキース戦に「4番・左翼」で先発出場し、初回に13号3ランを放った。19試合ぶりとなる久々の一発は、ヤンキースタジアムでの自身初アーチ。吉田は「小さい頃から知っている球場ですし、非常にうれしい」と語った。
初回に幸先よく1点を先制後、無死一、二塁で打席に立つと、相手先発のブリトーがカウント1-0から投じた真ん中付近へのチェンジアップを逃さず、豪快なスイングで右翼席へ運んだ。「ファーストストライクを積極的に振っていく(意識がある)。集中を切らさずに打てた」と吉田。ここ数日、バットの出方を1つ1つ確認しながら打撃練習を行ってきたことが功を奏し、「(打撃は)良くなってきている。いいスイングができている」とうなずいた。
松井秀喜氏の活躍を目の当たりにして憧れを抱いてきた、ヤンキース本拠地での初本塁打。前回6月の3連戦ではノーヒットに終わっていただけに、「いいイメージはなかったが、切り替えていった」と、この日は2安打4打点の活躍で借りを返した。ワイルドカード争いに向けても「(1試合1試合を)勝っていくしかない。打線が前半に比べると落ちてきたところがあるが、みんなでカバーしていければ」と力を込めていた。
(Full-Count編集部)