楽天・辰己が連敗止めるサヨナラ打！　岸が粘りの投球…鷹はミス響き逆転負け

先発岸が8回2失点、渡辺翔が6勝目

■楽天 3ー2 ソフトバンク（25日・楽天モバイルパーク）

　楽天は25日、楽天モバイルパーク宮城で行われたソフトバンク戦に3-2でサヨナラ勝ちを収めた。先発した岸孝之投手が8回2失点と粘りの投球を見せ、延長10回に辰己涼介外野手がサヨナラ打を放った。

　先発の岸は、3回に三森大貴内野手の適時二塁打で失点、5回は甲斐拓也捕手に適時打を浴びた。打線は7回1死二、三塁から岡島豪郎外野手の犠飛で1点を返すと、敵失で同点に追い付いた。

　9回は松井裕樹投手が抑え、試合は延長戦へ。10回に、先頭の岡島が安打で出塁。その後1死一、二塁とすると、辰己が左翼手の頭を越えるサヨナラ打を放った。連敗は「3」で止まり、10回を3者凡退で抑えた渡辺翔太投手が6勝目を手にした。

　ソフトバンクは先発の石川柊太投手が6回2/3を投げて3安打2四死球、6奪三振2失点（自責1）と、ノーヒットノーランを達成した前試合に続き好投するも、ミスが響いて2試合連続の逆転負けとなった。

（「パ・リーグ インサイト」武澤潤）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）