元Gマイコラスが3敗目、気温32度の猛暑もQS「とにかく暑くて蒸していた」
許した7安打のうち5本は内野安打
元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手は29日(日本時間30日)、本拠地ブレーブス戦で6回1/3を7安打1失点(自責1)を好投したが、打線の援護なく3敗目(8勝)を喫した。この日は試合開始時刻の気温が32度という猛暑だったが、蒸し暑さで湿る手を「ユニホームの乾いた場所で拭いながら、グリップには気を付けたんだ」と好投の要因を明かした。地元テレビ局「FOXスポーツミッドウェスト」が伝えている。
試合後に地元記者の取材に応じたマイコラスは「とにかく暑くて蒸していた」と連呼。「初回、2回は暑くてたまらなかったけど、その後は落ち着いて投げられた」と、この日の登板を振り返った。許した7安打のうち5安打は内野安打と、バットの芯で捉えられた当たりは少なかった。「弱い打球なら自分でも処理できるしね」と話した右腕だが、7回にはカマーゴの投手強襲ライナーを捕球しきれず。「グローブも気も引き締めないとね」とおどけてみせた。
ブレーブス先発のテヘランも6回2安打無失点の好投だったが、「まったく気にならなかった。自分はチームが勝つチャンスを作るだけ」と淡々とした様子。実際に今季11度目となるクオリティスタート(QS、6回以上自責3以下)をマークし、チームに勝機を与えたが白星にはつながらなかった。
自身初となるオールスター選出への機運が高まる中、次回は予定通りなら7月4日(同5日)敵地ダイヤモンドバックス戦で先発マウンドに上がる。
(Full-Count編集部)