オリックスが後半戦白星スタート 特大5階席弾の安達「普通に打ちました」
初回退場のへルマンの代役が決勝打 縞田「スタメンの気持ちで入った」
オリックスが20日、ホームで迎えた後半戦初戦の西武戦にエース・金子を立て、2-0で勝利した。打線は4安打ながら、途中出場の縞田のタイムリー、安達の9号ソロで2得点。その2点を金子が7回無失点の好投で守ると、最後は佐藤達と平野佳の必勝リレーで締めくくった。
先制は3回。2死二塁の場面で4年目の縞田が「飛んだところが本当によかった」と振り返る先制のライト前タイムリーを放った。
その縞田の出番は、意外な形で訪れていた。
この日、「1番・サード」でスタメン出場したヘルマンが西武先発・岸のインコースへのストレートに見逃し三振に倒れると、その判定に不満を抱き、暴力行為を働いたとして退場処分に。その代わりに、2回の守りからサードの守備に入っていた。
「代わったのが初回で、スタメンの時の気持ちで入ることが出来た」
縞田は途中出場で3打数2安打の活躍をこう振り返る。入団から過去3年は打率1割台。今季は3割台をキープする28歳がオリックスに先制点をもたらした。