ヤクルト青木が頭部死球 満員の客席騒然 「頑張れ、青木!」の声援も

初回、ヤクルト・青木が頭部死球を受けて負傷交代
初回、ヤクルト・青木が頭部死球を受けて負傷交代

本拠地・阪神戦の1回に岩貞の3球目が右側頭部を直撃

■ヤクルト – 阪神(30日・神宮)

 超満員の神宮が騒然となった。ヤクルトの青木宣親外野手が30日の本拠地・阪神戦で、頭部に死球を受けて昏倒。担架で運ばれ、そのまま交代となるアクシデントに巻き込まれた。

 6点を追う初回の第1打席、無死二塁のチャンスで打席に入った青木。阪神・岩貞祐太がカウント1?1から投じた3球目フォーシームが右側頭部を直撃すると、青木はその場で昏倒。スタンドを埋め尽くすファンは、目の前で起きたショッキングなシーンに騒然とした。

 倒れこんだ青木はスタッフが駆け寄る中、1分以上微動だにせず。ファンは「頑張れ、青木!」と大声で必死のコールを送った。同時に、死球を当てた岩貞には大ブーイングが浴びせられた。危険球による退場が宣告された際には「当たり前だ!」の罵声が飛んだ。

 昨季まで活躍したMLB時代も頭部にデッドボールを受けており、青木にとっては通算3度目の頭部への死球で後遺症などが心配される。NPBに復帰した今季は、リーグ最多の13死球を記録している。

(Full-Count編集部)

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