「ストライクに見えるのか?」 指揮官が判定にブチギレ…中継に“丸聞こえ”の猛抗議
ヤンキースのブーン監督は今季両リーグ最多タイ7度目の退場に
■ブルージェイズ 6ー1 ヤンキース(日本時間21日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ブーン監督は20日(日本時間21日)、本拠地でのブルージェイズ戦で、球審への抗議の末に退場処分となった。退場は今季7度目で、リーグでは最多。両リーグ合わせるとレッズのデビッド・ベル監督と並んで、メジャー最多タイとなった。
2回にヤンキースのペラザに対して投じられた外角低めの直球がストライク判定。打席のペラザは判定を噛み締めたようだったが、ヤンキースベンチからはランス・バレット球審に向って声が飛んだ。球審はすぐさまブーン監督に退場を宣告も、怒りは収まらず、ブーン監督は球審に詰め寄って思いの丈をぶつけた。
大きな声と身振り手振りで猛抗議すると、その声は中継のマイクにもはっきりと収まっていた。
「ペラザは(お前のせいで)散々な1日を送っているんだ。お前の(ストライク)ゾーンがリーグで最大であることは知っているんだよ。お前もわかっているだろ。分かったか? 自覚すべきだ。あれがストライクに見えるのか?」
これに対しネット上のファンも、すぐさま反応。「監督としてはあまり好きではないが、彼は面白すぎる」「今年のストライクゾーンはものすごくひどい。まるで審判がロボット審判の導入を望んでいるかのようだ」「審判のゾーンはひどかった。ブーンを責めることはできない」「ブーンの退場はいつも必見」「彼の活力はすごい」とコメントが寄せられていた。