前田健太、3回まで完全投球も…4回に不運な捕逸で1点の先制を許す

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

3回までわずか31球で9者連続凡退の快投劇も…

 ドジャース前田健太投手が6月30日(日本時間7月1日)、本拠地でのロッキーズ戦に先発。3回まで走者を1人も許さないパーフェクト投球を見せたが、4回に不運な形で1点の先制を許した。

 初回から快調に飛ばした。先頭ラメーヒューを中飛に打ち取ると、ブラックモンを左飛、アレナドを空振り三振で3者凡退。続く2回は先頭ゴンザレスを一ゴロ、ストーリーを空振り三振、パーラを二ゴロとし、わずか8球で3アウトを奪った。3回は先頭デズモンドを三ゴロ、アイアネッタを空振り三振と仕留めると、最後は相手先発マルケスに中堅へ大きな飛球を運ばれたがフライに打ち取り、9者連続凡退のパーフェクト投球とした。

 だが4回に落とし穴が待っていた。先頭ラメーヒューにこの日最初の安打となる二塁打を左翼へ運ばれると、続くブラックモンの中飛で1死三塁。ここで迎えたアレナドを1ボール2ストライクから6球目スライダーで空振り三振に仕留めたが、捕手グランダルがボールをミットの手首部分に当て、大きく後ろに逸らしてしまった。この間にアレナドは一塁へ向かい、三塁走者だったラメーヒューが先制ホームを踏んだ。なおも1死一塁からゴンザレスを空振り三振としたが、ストーリーには四球。だが、最後はパーラを遊直に仕留めて追加点を許さなかった。

 3回までは31球だったが、この回だけで27球を要してしまった。

(Full-Count編集部)

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