ヤ軍ベテランの暴走にOB苦言も…ファンは反論 野球界の新常識?「最適なプレー」
ノースライディングに球団OBは苦言も…理になかったプレー?
二塁へスライディングしなかったとして苦言を呈すOBに、ファンが反論している。9月19日(日本時間20日)の試合で、6回裏1死一、二塁の場面でヤンキースのスタントンが5-4-3の併殺打を放った。この時、一塁走者のDJ・ルメイヒューがスライディングをせずに駆け抜けることを選択した。
これに対し、球団OBでもあるバーノン・ウェルズ氏は自身のX(旧ツイッター)で「なぜゴロなのに一塁ランナーが二塁を駆け抜けているんだ? 何が起きてるんだ? スライディングをしろ!」と指摘。これに対して、ファンからは「この状況では正しい判断だ」などと、複数の反論があった。
一部ファンは「これは現代野球での最適なプレーだ」「これが新しい戦略だ」とコメント。意見をまとめると、スライディングよりも駆け抜けたほうが早いことや、仮に二塁がセーフとなった場合でも、二塁手は併殺を奪う流れの中で一塁へ送球するため、二塁ランナーには二塁へ帰塁する時間があると指摘。そうでない場合でも、挟殺プレーに持ち込み得点の可能性が生まれる、などと指摘した。
二塁駆け抜けは、イチロー氏が智弁和歌山高を指導した際にも伝え、話題となっていた。これからも野球の“新しい常識”が、どんどん生まれてくるかもしれない。