トラウトは「復帰の可能性を消してない」 PO脱落で消化試合も…エ軍合流を目指す理由
ネビン監督「今日はティーを打って手の感覚を慣らしている」
■ツインズ ー エンゼルス(日本時間23日・ミネソタ)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手は今季中の復帰をまだ諦めていないようだ。フィル・ネビン監督は22日(日本時間23日)の敵地・ツインズ戦前に報道陣の取材に応じ、負傷者リスト(IL)入りしている主砲の近況を報告。「前進している。今日はティーを打って、手の感覚を慣らしている。ゆっくり一歩一歩だ」と語った。
トラウトは7月4日(同5日)に左有鈎骨骨折で長期離脱。8月下旬に復帰したものの、わずか1日でILに逆戻りした。レギュラーシーズンは残り3カード、9試合を残すだけだ。「現状、今シーズン残された時間は短い。大事なのはオフに万全な状態で入ることだ。まだ(復帰の)可能性を消してないけど、それが一番大事なことだ」と語った。
遠征中のトラウトは室内で調整。屋外での試合前練習には参加していない。本拠地で行われる最終戦までに再び27番のプレーを見ることはできるのだろうか。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)