「どこ飛んでった」消えた打球にハマスタ騒然　規格外の一撃…虎の主砲が「エグい」

阪神の大山悠輔が放った一発は、横浜スタジアムの最上段に着弾した

■DeNA 5ー3 阪神（29日・横浜）

　阪神の大山悠輔内野手が、規格外の一発で敵地を騒然とさせた。29日に横浜スタジアムで行われたDeNA戦の2回、左翼スタンドの最上段への一発を放つと、着弾した打球をファンも見失う。ワンバウンドで場外に消えたと見られ、「どこ飛んでった」と驚きの声があがっている。

　2回先頭で打席に入ると、DeNA先発の石田が投じた内角低めへのスライダーを完璧に捉えた。美しいスイングから放たれた打球は、ピンポン玉のようにハマスタの最上段まで飛んでいった。最上段でワンバウンドしたと見られるが、ファンは看板の上の場外の空を見上げていた。

　試合を配信したDAZN（ダゾーン）は「規格外の打球　完璧な一打はスタンド上段へ」と、大山の一発を動画で公開。ファンからは「飛ばしすぎやろ」「エグい」「あかん完璧や」とのコメントが寄せられた。クライマックスシリーズからの日本一へ、虎の主砲が波に乗ってきた。