前田健太が7回9K3失点の好投 黒星も指揮官絶賛「本当に素晴らしい投球」
打線は2試合連続1得点のみでドジャース3連敗
6月30日(日本時間7月1日)本拠地ロッキーズ戦で今季5敗目(5勝)を喫したドジャース前田健太投手。惜しくも勝利には届かなかったが、7回を投げて5安打9奪三振2四球3失点(自責2)の好投で存在感を示した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「ケンタは良かった。本当に素晴らしい投球をしていた」と右腕の健闘を称えた。
ロッキーズ先発マルケスと投手戦を演じた。前田は3回まで、マルケスは5回まで互いに走者を1人も出さないパーフェクト投球を披露。だが、前田は4回に捕逸が絡んで1点を失うと、5回にソロ被弾、7回にも1点を失い、合計3失点を喫した。だが、7回を97球で投げ終え、登板過多の救援陣をフォローしながら、打線の奮起を待った。
ロバーツ監督は、この日の前田について「速球もスピードが出ていた・スライダーは素晴らしかった」と称賛。9奪三振2四球の内容に「ケンタは三振を奪い、四球を最低限に抑えた」と評価した。
ドジャースは8回にヘルナンデスの14号ソロ弾で1点を返したが後が続かず。2試合連続1得点という貧打で3連敗を喫した。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)