阪神退団から15年…47歳で現役の元助っ人 打率.340&“記録的HR”も「長くプレーして」
2008年に阪神に在籍したフォード、47歳となった今も現役でプレー
阪神を退団して15年、米国の独立リーグで奮闘している男がいる。2008年に在籍したルー・フォード外野手は、現在は独立リーグのロングアイランド・ダックスに打撃コーチ兼任の形で所属。8月には47歳となったが、今季は休みながらの出場も打率.340、1本塁打14打点、OPS.849を記録。独立リーグという舞台ではあるものの、好成績を残した。
2003年にツインズでメジャーデビューし、翌2004年には154試合で15本塁打をマーク。2008年は阪神でプレーも、47試合で3本塁打、打率.225に終わって1年で退団となった。その後はマイナーや独立リーグを経て、2012年にはオリオールズで3本塁打をマーク。2013年からは、現在のロングアイランドに在籍している。
42歳となる2018年には123試合に出場して打率.293、10本塁打。2019年、2021年は打率3割を記録し、昨季は5本塁打を放っている。
47歳となった誕生日翌日の7月13日(日本時間14日)には、右翼席へ今季1号。白い髭を生やしたフォードは、流し打ちでスタンドへ運んだ。アトランティックリーグ公式X(旧ツイッター)が最年長記録だと紹介すると「彼が長くプレーし続けることを願っている」「まだまだいけるな」「フォードがまだ現役って胸熱」「フォードなつかしい」と日米のファンからコメントが寄せられていた。日本では期待された結果を残せなかったものの、今もなお野球に情熱を注いでいる。
(Full-Count編集部)