鷹が単独2位浮上…42歳和田が気迫の7勝目 ロッテは楽天にも抜かれて4位転落
ソフトバンクは同点で迎えた5回に2020年ドラ1井上がプロ初本塁打
■ソフトバンク 10ー1 ロッテ(25日・ZOZOマリン)
ソフトバンクは25日、敵地ZOZOマリンスタジアムでのロッテ戦に10-1で大勝し、7月11日以来となる単独2位に浮上した。2回に近藤が24号ソロを放って先制。同点に追いつかれた5回には2020年ドラフト1位の井上がプロ初本塁打を放って勝ち越すと、その後も次々に加点してリードを広げた。敗れたロッテは、日本ハムに敗れた楽天に勝率で抜かれて4位に転落した。
2回に近藤のソロで先制。先発の和田毅投手が3回無死二、三塁の大ピンチを同点で凌ぐと、打線が42歳のベテランを援護した。井上のプロ初本塁打で勝ち越しに成功すると、さらに満塁のチャンスを作り、柳田悠岐外野手の押し出し四球、近藤の犠飛で2点を追加してリードを広げた。
和田は5回にも無死一、二塁のピンチを招いたが、これを切り抜けて5回5安打8奪三振1失点と好投。打線も7回に途中出場の川瀬晃内野手、三森大貴内野手の適時打などでさらに大量5得点を奪ってリードを拡大。リリーフ陣もロッテ打線に反撃を許さずに逃げ切り、和田は8月10日の楽天戦以来、1か月半ぶりの白星で7勝目をマークした。
体調不良による離脱者が続出し、この日も荻野貴司外野手、安田尚憲内野手が特例2023で登録抹消となったロッテは6連敗。打線が5安打1得点とふるわず、先発の小島和哉投手も7回途中6安打6四死球7失点。7月12日から守ってきた2位の座を2か月半ぶりに明け渡しただけでなく、楽天にも勝率で抜かれて4位に転落となった。
(Full-Count編集部)