巨人、CS出場が絶望的状況 痛恨の2戦連続完封負けで3位と4差…原政権“初”の屈辱ピンチ

巨人・原辰徳監督【写真:矢口亨】
巨人・原辰徳監督【写真:矢口亨】

残り5試合のDeNA…1引き分けでAクラス確定

■DeNA 1ー0 巨人(26日・横浜)

 巨人は26日のDeNA戦(横浜)に敗れ、再び借金1。クライマックスシリーズ(CS)進出は極めて厳しい状況に追い込まれた。残り4試合で3位DeNAとのゲーム差は4。残り5試合のDeNAは1引き分けでAクラスが確定する。

 25日の敗戦で自力でのCS進出が消滅した巨人。この日も打線がリーグ最多勝の左腕・東の前に沈黙した。2回に1死満塁のチャンスをつかむも、吉川、山崎伊が連続三振。3回の1死一、二塁では岡本和、大城卓が凡退した。

 すると3回、先発の山崎伊が大田に適時二塁打を浴びて先制された。結局この1点が重くのしかかり、2試合連続完封負けを喫した。

 8回無失点の東は最多勝争いで断トツの16勝目(2敗)。1983年の遠藤一彦氏に並ぶ球団記録の12連勝をマークした。

 巨人はこの日までのDeNAとの3連戦に1勝2敗で負け越し。CS進出は一気に遠のいた。残り4試合に全勝しても、DeNAが残り5試合で1引き分け以上で、2年連続Bクラスが決定する。

 巨人の2年連続Bクラスは2005年(5位、堀内監督)と2006年(4位、原監督)の1度だけ。同じ監督による連続Bクラスはない。原監督が屈辱にまみれてしまうのか。“奇跡”を信じて残り4試合を勝ち続けるしかない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY