鈴木誠也、痛すぎる落球で逆転負け「目一杯反省します」 照明は「言い訳にならない」

8回に落球したカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】
8回に落球したカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】

1点リードの8回にピンチで痛恨の落球、6点差逆転を許す

■ブレーブス 7ー6 カブス(日本時間27日・アトランタ)

 カブスの鈴木誠也外野手は26日(日本時間27日)、敵地でのブレーブス戦に「5番・右翼」で出場。6-5と1点リードの8回の守備では、2死二、三塁から右翼へのフライを捕れず、痛恨の失策。2者が生還して逆転を許した。この失策が響き、チームの連勝は3でストップした。試合後、鈴木は「ライト(照明)の対策はずっとシーズン通してやってきたので、そこは言い訳にはならないかな思います」と沈痛な表情だった。

 鈴木は2回の第1打席では左前打を放ち、4試合連続安打をマーク。3回には1死一、二塁から右前へライナーを放ち、右翼手・アクーニャJr.が滑り込むも後逸し、2点適時三塁打となった。チームは6回の攻撃終了時点で6-0とリードも7回に1点差に迫られ、8回に鈴木の落球で逆転を許した。

 落球の場面については、「最初は見えていて、(照明と)被るな被るなと思って走っていたんですけど、最後のギリギリくらいで被ったんで。捕ったと思ったんですけど。ああいう形になってしまいました」と振り返った。

 右手を上げて落下地点に入ったものの、まさかの落球。マウンドにいたスマイリーも頭を抱え、敵地はまさかの逆転に大盛り上がりだった。カブスのロス監督は「セイヤは1か月半以上も私たちを引っ張り続けている」とかばったが、鈴木は「ありがたいですけど、こういう大事な試合でああいうミスというのは痛いですし、外野のミスは致命傷になるので、気を引き締めてやりたい」と唇を噛んだ。

 次戦以降については「今日は目一杯反省しますけど、また明日になったら引きずっていたらチームに迷惑をかけるので、次はいいプレーをして助けてあげたい」と語った。

(Full-Count編集部)

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