移籍して2か月も…藤浪が依然ア軍“最多勝” 移転後最悪の110敗、泥沼の借金62
低迷するアスレチックス…移籍した藤浪がいまだ“チーム最多勝”
アスレチックスは26日(日本時間27日)、敵地でのツインズ戦に3-11で敗れ、オークランド移転後ワーストとなるシーズン109敗目となった。27日(同28日)の同戦にも敗れ、今季は48勝110敗。62もの借金を抱え、地区最下位に低迷している。今季は残り4試合だが、投手陣では5勝を挙げ、7月19日(同20日)にオリオールズに移籍した藤浪晋太郎投手が依然、“チーム最多勝”という状態だ。
藤浪はアスレチックスでは34試合に登板(うち7先発)。5勝8敗3ホールド、防御率8.57の成績で、チームを去った。現在のアスレチックスでは、唯一規定投球回に乗っているシアーズが5勝(13敗)で藤浪と並んでチーム最多の勝ち星を挙げている。次点でブラックバーン、守護神のメイ、ウォルディチャックが4勝で続く。
アスレチックスは勝率(.304)、チーム打率(.244)、得点(572)、安打数(1161)などが30球団中最下位。米スポーツ局「ESPN」の「スタッツ&インフォ」によると、110敗は球団史上ワースト2位。本拠地のラスベガス移転も囁かれる中、再建の道をたどることはできるだろうか。
(Full-Count編集部)