新潟アルビレックスBC、ハヤテ223が2軍参入内定 NPBが7項目の審査結果を報告
2024年からのファームへの新規参加を申請した3社に対する審査結果を報告
日本野球機構(NPB)は29日、2024年からのファームへの新規参加を申請した3社、株式会社新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ、株式会社エイジェック、ハヤテ223株式会社に対する審査結果を報告。公式ホームページでも発表した。
審査では、申請団体へのヒアリング、現地視察及び関係自治体へのヒアリング、監査法人による財務分析とガバナンス・コンプライアンス体制確認などをもとに、本拠地球場ほか諸施設の確保、選手編成など球団体制の整備、球団経営の持続性、自治体との連携など7項目の参加要件について確認。実行委員会で内定先を新潟、静岡の2社に決定し、オーナー会議で承認された。
新潟はイースタン・リーグ参加、静岡はウエスタン・リーグ参加の内定。12月までにあらためて参加要件の完備状況について確認し、参加の最終決定を行う予定となっている。
参加要件項目は以下のとおり。
1、本拠地球場、室内練習場など練習施設、選手寮など福利施設の確保
2、ファーム・リーグでの試合遂行可能な戦力と選手数の確保
3、育成体制:監督、コーチ、スタッフ等人材の確保
4、経営の持続性の確保(事業計画、親会社・株主他)
5、自治体との連携、協力体制
6、文化的公共財にふさわしいコンプライアンス・ガバナンス体制の構築
7、球団の経営を直接又は間接に支配する者が、日本国の法律に基づき設立された会社又は日本国籍を有する個人であること。
また、新潟は公式ホームページで報告。池田拓史代表取締役社長が「4月17日から本日に至るまで各種対応を進めて参りましたが、まだまだ多くの課題が残されております。11月のNPBオーナー会議において正式決定して頂けるよう、明日以降も全力で準備を継続して参ります」とコメントしている。
(Full-Count編集部)