「とんでもない投げ方」から153キロ オリに現れた“招き猫”投法の新星「また山脈やん」
7回から2番手で登板し1回無安打1奪三振無失点の好投
■楽天 5ー4 オリックス(30日・京セラドーム)
オリックス・横山楓投手が9月30日の楽天戦(京セラドーム)で、プロ初登板を果たした。プロ2年目の右腕は7回から2番手で登板すると1回無安打1奪三振、無失点の好投。ほぼテークバックなしから最速153キロをマークした“変則投球”にファンも「またオリに楽しみな投手が…」と、驚きの声があがっている。
満点のプロデビューを飾った。横山は先発・田嶋の後を受け7回からマウンドに上がった。先頭の渡辺を149キロ直球で投ゴロ。続く島内には四球を与えるも、浅村を152キロ直球で空振り三振。最後は岡島を149キロ直球で左飛に抑えた。
25歳右腕は社会人野球のセガサミーから2021年ドラフト6位で入団。ルーキーイヤーの昨季はウエスタン・リーグで25試合に登板し防御率2.36の成績を残していた。
この日は招き猫のように右手首を曲げ、ほぼテークバックなしの状態から最速153キロをマーク。プロデビュー戦で堂々たる投球を見せた変則右腕の投球を「パーソル パ・リーグTV」の公式X(旧ツイッター)が動画で公開。ファンからは「超絶ショートアーム」「また山脈やん」「とんでも投げ方から剛速球」と多くのコメントが寄せられていた。