元巨人左腕は現役引退…西武は大量16選手に戦力外通告 中日は不振助っ人が退団、4日の去就
中日は中村紀洋コーチらの退団も発表した
プロ野球界では4日も大きな動きがあった。西武は公文克彦投手や森脇良介投手ら16選手に来季の契約を結ばない旨を通告した。巨人や日本ハムでも活躍した公文は、球団を通じて現役引退を報告した。中日は2外国人選手と3コーチの退団を発表。各球団とも、来季に向けたチーム作りが本格化してきた。
西武は、公文と森脇に加え、支配下では佐々木健、井上広輝、張奕の3投手、齊藤誠人捕手、中山誠吾内野手が戦力外に。育成の齊藤大将、粟津凱士、伊藤翔、上間永遠、出井敏博の5投手、牧野翔矢捕手、ジョセフ外野手、外国人選手のジャシエル・ヘレラ投手、ロマー・コドラド外野手と合わせて16選手に来季の契約を結ばないことを通告した。張奕は現役続行を希望し、その他の選手の今後は未定となっている。
中日はソイロ・アルモンテ外野手、アリスティデス・アキーノ外野手と来季は契約しないことを通告した。2020年以来3年ぶりの復帰となったアルモンテは、打率.264、1本塁打、2打点。メジャー41発の大砲候補として加入したアキーノは、20試合で打率.154、1本塁打、6打点と低迷し、1年でチームを去ることになった。
また、中村紀洋打撃コーチ、荒木雅博内野守備走塁コーチ、西山秀二バッテリーコーチが退団。新たに、今季限りで現役を引退した堂上直倫、福田永将、大野奨太の3氏がコーチに就任することも発表された。
ヤクルトは尾花高夫2軍チーフ投手コーチ、日本ハムは稲田直人ファーム内野守備走塁コーチの退団がそれぞれ発表された。
2日にヤクルトが7選手に来季の契約をしない旨を通告してから、わずか3日で戦力外通告を受けた選手は48人に。各球団、来季に向けた編成が本格化している。
(Full-Count編集部)