前田健太、“出来高重視”8年契約が終了 基本給4億円も…結果で掴んだ「77億円」

ツインズ・前田健太【写真:Getty Images】
ツインズ・前田健太【写真:Getty Images】

2015年にドジャースと結んだ出来高重視の契約が注目を集めた

 ツインズの前田健太投手が、8年契約を終えてFAになる。2015年オフにポスティングシステムを利用し、広島からドジャースに移籍したが、契約内容が注目を集めた。8年2400万ドル(約35億9200万円)という低い基本給で、その代わりの出来高重視。しかし、5173.7万ドル(約77億1000万円)を勝ち取った。

 年俸は300万ドル(約4億4900万円)。出来高は開幕ロースター入り、先発数、投球回、トレードなどに応じて支払われる。特に先発数は15、20、25、30、32と細かく刻まれており、投球回も90イニングから10刻みで200イニングまで設定されている。それでも2022年をトミー・ジョン手術で全休した以外は、多くをクリアした。

 またドジャース時代には、シーズン途中でリリーフに回され、先発数の出来高を達成できない年も多く、2020年にトレードでツインズに移籍。その後はほとんどの試合に先発で起用されている。8年間で190試合に登板(155先発)して65勝49敗、防御率3.92。出来高の獲得と同時に、自身の価値を証明した。

【実際の投稿】「来年どこでプレーするのか…」8年契約を終えた前田健太の心境…家族4人で幸せショット

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY