楽天・松井裕樹のセーブ王が確定 CSへ望みつなぐ勝利…日本ハム・万波はタイトルならず
浅村がリーグトップに並ぶ26号ソロ
■楽天 5ー3 日本ハム(5日・楽天モバイルパーク)
楽天は5日、楽天モバイルパーク宮城で行われた日本ハム戦に5-3で勝利。対戦成績15勝10敗で今季の日本ハム戦を終えた。
先発・早川隆久投手は2回、田宮と山田の連続適時打で2点を失うと、3回には田宮に2打席連続の適時打を浴び、3回5安打2四球7奪三振3失点で降板となった。
打線は4回、浅村栄斗内野手がリーグトップに並ぶ26号ソロを放ち1点を返す。5回には2死満塁から浅村、岡島豪郎外野手の連続適時打で4点を奪い逆転に成功した。
投げては救援陣が4回から奮闘して無失点。2点リードの9回は松井裕樹投手が締めた。3位・ロッテとのゲーム差を「0.5」に縮め、CS進出へ望みをつないだ。松井裕は39セーブ目をマーク。現在36セーブを挙げている2位のロッテ・益田が残り3試合のため、2年連続の最多セーブが確定した。
一方敗れた日本ハムは、先発の根本が4回2/3を投げて2安打4四死球2奪三振4失点。相手を上回る9安打を放ちながらも、好機であと一本が出ず計3得点。投手陣も5回に踏ん張れず、今季最終戦を勝利で飾ることはできなかった。日本ハムは今季の全日程を消化。万波は25本塁打で、タイトルには届かなかった。
(「パ・リーグ インサイト」武澤潤)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)