イチローが適時三塁打 日米通算111本目の三塁打で福本氏の日本記録に「4」
5回に貴重な追加点となるタイムリー三塁打
マーリンズのイチロー外野手が22日(日本時間23日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・ライト」で先発出場し、5回の第3打席に2試合ぶりのヒットとなるタイムリー三塁打を放った。
イチローは初回、相手先発の左腕レイの前に空振り三振に倒れる。マーリンズは2回に3点を先制し、なおも2死三塁で早くもイチローに第2打席が回ったが、左飛に打ち取られた。
しかし、3-2と1点差に追い上げられた直後の5回無死、相手エラーで出塁したピッチャーのフェルナンデスを一塁に置き、イチローはレイのスライダーを強振。ライトのフェアゾーンにボールが落ちると、快足を飛ばして一気に三塁に到達した。
貴重な追加点をもたらすタイムリー三塁打となり、続くプラドの中前打で生還した。
イチローは2試合ぶりのヒット。三塁打は今季3本目となり、早くも昨年の2本を上回った。また、日米通算では111本目(NPB23本、MLB88本)。福本豊氏のプロ野球記録115本に、あと4本とした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count