負けない左腕に防御率0.00の最年長右腕 6年前の“因縁”再び…セCS1stのキーマン

DeNA・宮崎敏郎、東克樹、広島・床田寛樹、西川龍馬(左から)【写真:矢口亨、小林靖、荒川祐史】
DeNA・宮崎敏郎、東克樹、広島・床田寛樹、西川龍馬(左から)【写真:矢口亨、小林靖、荒川祐史】

最多勝のDeNA東は広島に4勝0敗、防御率1.84

「2023 JERA クライマックスシリーズ セ」(CS)のファーストステージ(1st)が14日、マツダスタジアムで開幕する。2位・広島と3位・DeNAが、リーグ王者の阪神が待つファイナルステージ進出をかけて激突。今季の両チームの戦いを振り返りながら、短期決戦のカギを握るキーマンを探っていく。

 今季の両チームの成績は14勝10敗1分で広島が勝ち越している。1stが行われるマツダスタジアムでの対戦成績も7勝5敗1分と広島が地の利を活かしている。両軍選手の直接対決での成績を見ていこう。

 まず短期決戦のカギを握る投手陣。先発ではDeNA・東克樹の相性の良さが際立つ。今季の広島戦は6試合に先発し、4勝0敗、防御率1.84と無敗を誇る。6先発のうち5試合はチームも勝っており、広島にとっては“天敵”となる。また今永昇太も広島戦の勝ち星こそ1つだが、5先発で防御率2.61と安定。リリーフのジェイビー・ウェンデルケンは11登板で防御率0.00と得点を奪われていない。

 一方、広島は床田寛樹が3勝1敗、防御率1.88と相性が良い。ただ床田に続く先発では、九里亜蓮が1勝2敗、大瀬良大地が1勝1敗、森下暢仁が1勝と3投手で貯金なし。その中でチーム投手陣最年長の野村祐輔が2試合に先発し防御率0.00。勝ち星こそついていないが、先発した2試合ともチームは勝利している。9日からのフェニックスリーグで結果を残せば、1軍合流の可能性も出てきそうだ。

 打撃陣では広島主力の相性の良さが目立つ。左では西川龍馬が打率.414、2本塁打、小園海斗は打率.400。終盤から4番に座る堂林翔太は打率.311、2本塁打、菊池涼介も打率.324、2本塁打と右打者も結果を残しているだけに、東を攻略できるかが1stの行方を左右しそうだ。一方、DeNAは広島戦で4本塁打を放っている佐野恵太の離脱が痛い。首位打者を獲得した宮崎敏郎、最多安打と打点王の2冠に輝いた牧秀悟、主軸2人のバットが鍵を握る。

 広島とDeNAがマツダスタジアムでCSを戦うのは2017年のファイナルステージ以来。この時は、DeNAが広島を4勝2敗(広島はアドバンテージの1勝含む)で破り、シーズン3位から逆転での日本シリーズ進出を決めた。5年ぶりのCS進出を果たした広島にとって、DeNAは因縁の相手とも言える。14日から始まる1stではどんなドラマが起こるか、注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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