打者もお手上げな“壁登りキャッチ” ブ軍ピラーの「スーパーマン」な超美技
中堅後方の大飛球にフェンスでジャンプしてキャッチ
ブルージェイズのケビン・ピラー外野手が見せたスーパープレーに驚きの声が上がっている。1日(日本時間2日)、本拠地で行われたタイガース戦。8点ビハインドの9回に、その美技は起こった。
9回1死二塁で、打席にはニコラス・カステヤノス。元ヤクルトのプレストン・ギルメットが投じた2球目を捉えた打球は快音を響かせ、中堅後方を襲う大飛球となった。打たれた瞬間、ギルメットは本塁打を覚悟したのか、ガックリと肩を落とした。ホームランか。誰もがそう思った直後、ピラーのスーパープレーがギルメットを救った。
猛ダッシュで打球を追ったピラー。スピードを緩めることなく、フェンス手前でジャンプ。さらに右足でフェンスを蹴って、もう1段階ジャンプすると、グラブを伸ばし、フェンスを超える寸前のところで打球をもぎ取ったのだ。
“ホームラン1本を損した”カステヤノスですらも拍手で称賛した超美技。これには、動画を紹介したMLB公式ツイッターも驚くしかない。「あんなに高いフェンスで本塁打を強奪するのは難しい。ケビン・ピラーは簡単そうに見せた」とレポート。これには、ファンからも次々と驚きの声が寄せられた。
「キャッチ・オブ・ザ・イヤー」
「素晴らしいプレー」
「打者も称賛しているのが良いね。良いスポーツマンシップだ」
「彼はスーパーマンだ。本当に」
「とても素晴らしい」
「これより良いプレーはないね!」
「スーパーマンにゴールドグラブ賞を!ケビン・ピラー大好き!」
「美しい!」
「スーパーマン」
「年間最優秀プレー」
「信じられないキャッチ!」
「この男にはただただ脱帽だ。アメイジング」
「重力を無視している」
「ピラーは人間ではない」
世代によっては、元ヤクルトの飯田哲也氏(現ソフトバンクコーチ)を思い起こさせるようなジャンピングキャッチ。まさに「アメイジング」なスーパープレーだった。