「1日でも長くアナウンスを」ロッテ主将、引退の谷保さんと戦うCS本拠地開催に“決意”
谷保恵美さんは今季限りで33年間のアナウンス担当を終える
14日に開幕するロッテとソフトバンクのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの共同会見が13日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。勝率1毛差で2位となり本拠地開催を勝ち取ったロッテの中村奨吾内野手は「谷保さんのアナウンスがまた聞けるということで、選手たちもそれに後押しされてまた頑張れると思う。本拠地開催ができるのは凄く良かった」と喜んだ。
「谷保さん」とは、ロッテの場内アナウンスを33年間に渡って務めてきた谷保恵美さんのこと。今季限りでアナウンス担当を終えるため、7日の本拠地最終戦では花束贈呈が行われた。その際に選手会長の益田は「帰ってきますから」と誓い、谷保さんもアナウンス室を片付けずに待ち、約束は果たされた。
中村奨は「1日でも長く谷保さんにアナウンスをしていただけるように選手たちも頑張っていきますので、ファンの皆さまの応援もいただいて、チャレンジャー精神を持ってCSを戦っていきたいなと思います」と主将として意気込みを語った。
(Full-Count編集部)