楽天、今江敏晃氏の新監督就任を発表 ヘッドには渡辺直人氏…PL学園出身の現役監督は3人目
石井一久監督が今季限りで退任、最終戦で4位が確定し2年連続でCS逃す
楽天は17日、今季限りで退任した石井一久監督の後任として、今江敏晃1軍打撃コーチが新監督に就任すると発表した。今シーズンは最終戦で4位が確定し、2年連続でクライマックスシリーズ進出を逃していた。
また、渡辺直人1軍内野守備走塁兼打撃コーチ補佐が、1軍ヘッドコーチに就任し、三木肇2軍監督の続投も発表された。
今江新監督は、PL学園から2002年ドラフト3巡目でロッテ入り。走攻守3拍子揃った三塁手として活躍し、2005年にはベストナインにも選ばれた。2005、2010年には2度の日本シリーズMVPに輝くなど、勝負強い打撃が光った。
FA権を行使して2016年に楽天に移籍し、2019年限りで現役を引退。2020年から育成コーチに就任した。2021年は2軍打撃コーチ、2022年は育成内野守備走塁コーチを務めていた。PL学園出身の現役監督は、中日の立浪和義監督、西武の松井稼頭央監督に続いて3人目となる。
(Full-Count編集部)