広島、サヨナラ勝利でCSファイナル王手! 延長11回の激闘…秋山の殊勲打で終止符
今季初救援…九里の23球熱投が実る
■広島 3ー2 DeNA(14日・マツダスタジアム)
セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦が14日、マツダスタジアムで行われ、広島がDeNAに3-2で延長11回サヨナラ勝利した。広島が15日の同カードに勝利するか引き分ければ、首位・阪神とのファイナルステージに進出が決まる。
執念を見せた。1点を追う8回1死二塁。二塁走者の羽月が果敢にスタートを切り、三盗に成功。直後に菊池がスクイズを決め、同点に追いついた。延長11回、先頭の堂林が左中間二塁打を放って好機を演出。その後、2死一、三塁から途中出場の秋山がセンターオーバーのサヨナラ安打を放った。
劇的勝利を決めると、秋山は左拳を突き上げた。殊勲打を放ったベテランが仲間からウォーターシャワーを浴びると、真っ赤に染まった本拠地は歓喜に酔いしれた。
広島の先発を任された床田は6回途中88球8安打2失点の粘投。同点の延長10回には今季26登板全てで先発マウンドに上がっていた九里が10回から救援登板。11回途中までマウンドに立つ執念で劇的勝利を呼び寄せ、ファイナルステージ進出に王手をかけた。
(Full-Count編集部)