中田翔「野球人生1回きり」 秋広ら若手台頭…FA権行使へ悩ましい胸中「試合に出たい」
「僕一人ではないので。家族とも相談しながら、もちろん考えていきたいです」
巨人の中田翔内野手は14日、海外フリーエージェント(FA)権について、「しっかり考えたいです。野球人生は1回きり。あと10年できるわけではないので、しっかり野球人生を全うしたい気持ちが強い」と語った。
昨オフに3年契約を結んだが、毎シーズンオフに契約を破棄できる権利(オプトアウト)を持っている。「もちろん家族があることなので。僕一人ではないので。家族とも相談しながら、もちろん考えていきたいです」と語った。
チームは秋広ら若手が台頭してきている。「まだ負けるつもりはないです。チームメートだけど、ライバルだと思っている。そういう気持ちがなくなった時は野球を辞める時だと思っている」ときっぱり言い切った。
チームはこの日から秋季練習がスタートした。「まだ試合に出たい気持ちも強いし、まだまだ負けないよという気持ちも強い。だからこそ、色々考えることになったのかなと思います。とにかく体が動くうちは野球を全うしたいという気持ちが強いですね」。貪欲に出場機会を求めていく。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)