戦力外99人に眠る“掘り出し物” 巨人からは実績組&好素材右腕が…2軍セーブ王も
第1次戦力外通告期間は13日に終了…99選手が通告を受けた
プロ野球の第1次戦力外通告期間が13日に終了。計99選手に通告がなされた。その中で現役続行を希望している選手も少なくない。ここでは復活を期待できる“掘り出し物候補”をピックアップする。
巨人・鍵谷陽平投手はNPB通算419試合に登板。2021年には59登板で15ホールドをマーク。今季も13登板で2勝0敗、防御率3.18をマークしている。三上朋也投手は5月に支配下登録され22試合に登板した。NPB通算368登板。こちらも実績は十分にある。
2016年育成ドラフト7位入団の堀岡隼人投手は今季2軍で43試合、5勝1敗8セーブ、防御率1.87。1イニングあたりに出した走者を示す「WHIP」は0.83、三振割合を示すK%は27.9%と高水準だ。
楽天・石橋良太投手は2019年に8勝をマークするなど、通算78登板で11勝をマーク。今季1軍では2登板にとどまったが、2軍では34登板で3勝0敗4セーブ、防御率2.60を記録した。中日・岡野祐一郎投手は今季自己最多の15試合に登板。奪三振数と与四球割合の差の指標「K-BB%」では18.5%と平均以上の数値をマークした。
他にも阪神・小林慶祐投手は2軍で16セーブを挙げて最多セーブのタイトルを獲得。防御率3.20。オリックスの中川颯投手は今季2軍で21試合に登板して防御率1.38をマークしている。貴重な下手投げでもあり他球団で化けることも期待できる。
現役ドラフトで移籍も1年で戦力外通告を受けたヤクルト・成田翔投手、DeNA笠原祥太郎投手は貴重な左腕。成田は2軍で37登板、笠原は21登板(10先発)している。再び新天地が見つかるか、注目される。
(Full-Count編集部)