広島が2連勝でCSファイナル進出 8回田中広輔V打で熱戦制す…DeNAバウアーは復帰ならず
初回に西川、6回には末包の本塁打で追加点
■広島 4ー2 DeNA(15日・マツダスタジアム)
セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦が15日、マツダスタジアムで行われ、広島が4-2でDeNAに勝利。2連勝でファイナルステージ進出を決めた。
広島は初回、3番・西川がDeNA先発・今永から右翼席へのソロを放って先制。投げては先発の森下暢仁投手が5回まで無失点の好投。6回に1死三塁のピンチを招いて降板も、2番手・大道が大田と牧を打ち取って得点を許さなかった。
6回には代打・末包がソロを放って追加点。7回には2点を追いつかれたが、8回裏に無死満塁から田中が右前に勝ち越し打、その後も秋山の犠飛で2点を奪った。9回は栗林が締め、カープファンで真っ赤に染まった本拠地は大歓声に包まれた。
広島は14日の第1戦に延長の末3-2で勝利しており、2連勝で阪神とのファイナルステージに進出した。DeNAは接戦をモノにできず2連敗。16日の第3戦はトレバー・バウアー投手の先発が発表されていたが、復帰登板とはならずシーズンを終えた。