新鋭捕手の“史上最速”149キロ「キャノン」炸裂 米ファン驚愕「半端ない送球」
アルファーロが圧巻の盗塁阻止、「ポップタイム」も1.77秒を記録
フィリーズのホルヘ・アルファーロ捕手が驚愕の二塁送球を見せた。MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」によると、送球スピードの92.5マイル(約149キロ)は計測史上最速。同ツイッターがアルファーロの“鬼肩”動画を紹介すると、ファンからは驚きの声が上がった。
驚異の肩を見せつけたのは6月30日(日本時間1日)の本拠地ナショナルズ戦の5回2死一塁の場面。ナショナルズの一走トレイ・ターナーが、1ボールからの2球目にスタートを切る。しかし、直球を捕球したアルファーロは二塁へ剛速球を投げ込み、二盗を阻止した。
ターナーは昨季46盗塁を記録するなどメジャー屈指の俊足の持ち主。ヘッドスライディングで果敢に二塁を狙ったが、矢のような送球の前にベース手前で惜しくも“憤死”した。
「スタットキャスト」によると球速は92.5マイル(約149キロ)を記録し、捕球してから内野手のグラブに届くまでの時間「ポップタイム」は1.77をマークしたという。盗塁を防いだ送球としては史上最速。「ポップタイム」も「スタットキャスト」での計測が始まった2015年以降で2番目に速い記録だとしている。
「スタットキャスト」は公式ツイッターで「アルファーロVSターナーは“腕VS脚”の夢の対決」とコメントを添え動画を紹介。驚愕の”バズーカ砲”にコメント欄にはファンからの称賛の声が集まった。
「アルファ(の肩)はどうかしている」
「アルファーロは正真正銘のキャノンを備えている」
「アルファーロを前にして走ってはいけない」
「そのとんでもない送球を見てごらん」
「将来の殿堂入り選手!!!!」
「EJは僕たちの仲間に対して運試しをするなと警告できたはずだ。その男はビーストだ」
「半端じゃない送球」
「(盗塁成功する)可能性は皆無だ」
「いつになったら走者はアルファーロから盗塁しようとしなくなるんだ?」
今季、数々の驚愕送球でメジャーを沸かせる新星捕手が、またしてもファンの度肝を抜いた。