大谷、雄星に続き…花巻東また“逸材” 驚異の支配力「0.58」、ドラフト目前で覚醒

中大・西舘勇陽【写真:加治屋友輝】
中大・西舘勇陽【写真:加治屋友輝】

花巻東で甲子園に出た中大の西舘勇陽、秋は7先発で防御率1.11、WHIP0.58

 今年のドラフト会議まで、あと10日ほどに迫る中、秋のリーグ戦で驚異的な成績を残している右腕がいる。上位指名候補にも名前の挙がる中大の西舘勇陽投手は、7試合に先発して防御率1.11、WHIPは0.58。岩手県出身で花巻東高では3度の甲子園にも出場した最速155キロの先発右腕に、注目が集まっている。

 春のリーグ戦では、9試合に先発して防御率3.57だったが、秋は無双状態だ。9月22日の亜細亜大戦(ZOZOマリン)では、9回を1安打無失点、13三振を奪って完封。10月11日の日大戦(神宮)でも、9回を2安打無失点、13奪三振で完封と圧倒した。17日の東洋大戦(神宮)では8回2失点で延長戦の末に敗れて優勝を逃したが、エースの投球を見せた。

 花巻東高と言えば、エンゼルスの大谷翔平投手やブルージェイズの菊池雄星投手らを輩出していることで有名だ。プロ野球12球団のファンの間では、すでに争奪戦も始まっており、SNS上では「中日は中央大の西舘投手行ってほしい」「西舘勇陽がハムに来る事しか望んでない」「西舘くんは一戸出身と聞いて(楽天に)縁があってほしい」との声もあがっている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

CATEGORY