田中将大、3被弾も自身3連勝で7勝目 米紙「堅実なパフォーマンス」
自己ワーストタイ3被弾も8回途中3失点の力投に米メディア「マサ・ヒーロー」
ヤンキースの田中将大投手は23日(日本時間24日)、本拠地でのオリオールズ戦に登板し、7勝目(3敗)を挙げた。7回2/3を投げ、5安打3失点7奪三振無四球。味方打線の大量援護もあり、自身3連勝とした。防御率は3・64。メジャー通算33試合目の登板で20勝目を手にした田中について、地元メディアは速報で「マサ・ヒーロー(英雄)」と絶賛している。
田中は自身3連勝をマークし、ヤンキースも貯金を今季最多の12に伸ばした。勝ち星を引き寄せた右腕について、ESPNは速報で田中の愛称にちなんで「マサ・ヒーロー」と称えている。
寸評では「7回までの田中は4月18日に見せた7回無失点以来の最高の投球だったかもしれない。オリオールズの危険な打線を、2回にクリス・デービスが放ったソロホームランを含む2安打1失点に抑えた。オリオールズは8回にJ・J・ハーディとマニー・マチャドの2本のソロ弾で田中に追いすがったが、彼は今季7勝目を手にした」とレポートしている。
ただ、記事では味方打線が生み出したリードを守ったことを評価する一方で、「この3本塁打が問題になる可能性がある」と指摘。今季通算81回1/3で15本塁打を打たれたデータを紹介。昨年15本塁打を打たれたのは136イニング目だったとしている。