オリ中嶋監督「皆さんの応援が必要」 阪神との関西シリーズ…ファンに後押しを訴え
59年ぶりの関西シリーズ「熱いゲームを絶対にしたい」
■オリックス 3ー2 ロッテ(21日・京セラドーム)
オリックスは21日、ロッテとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦(京セラドーム)に3-2で勝ち、4勝1敗(アドバンテージ1勝を含む)で3年連続の日本シリーズ進出を決めた。28日からの日本シリーズは阪神との関西決戦。中嶋聡監督は「関西シリーズを熱く盛り上げたい」などと2年連続日本一に意欲を表した。
CSファーストシリーズをミラクルで勝ち上がったロッテとの決戦。3点リードから8、9回に1点ずつ失ったが、しのぎ切った。中嶋聡監督は「しんどいゲームばかり。ホッとしています。(ロッテは)ファーストからすごい勢い。飲まれるという気持ちもありましたけど、うれしいです」と安堵の表情を浮かべた。
初回に出た森友哉捕手の2ランで勢いづいた。「なかなか点が入らない展開と思っていた中で、勇気が出るホームランでした」と指揮官も称えた。
1964年に阪神と南海(現ソフトバンク)が激突して以来、59年ぶり2度目の関西シリーズ。「熱いゲームを絶対にしたい。みなさんも待ち望んでいたと思います」と語る。
さらに「関西シリーズを熱く盛り上げたい。阪神の応援は凄いと思いますが、絶対に負けてないと思いますので、皆さんの応援が必要になります」と訴えた。京セラドームから始まる日本シリーズ。ファンの応援を背に優位に進められるか。興味は尽きない。
(Full-Count編集部)